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🌿二十四節気と花のあるくらし — 10月の節気「寒露」「霜降」—

  • hanayoshi7
  • 10月13日
  • 読了時間: 2分

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を春・夏・秋・冬の四季に分け、さらにそれぞれを6つに分けて季節の移ろいに名前をつけたもの。古くから日本の暮らしに寄り添い、自然の変化を丁寧に感じ取る心を育んできました。そんな暦に耳を傾けながら、花とともに季節のうつろいを愉しんでみませんか。


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【寒露(かんろ)】10月8日頃〜夜が長くなり、朝露がひんやりと冷たく感じられる頃。空気は澄み、秋晴れの心地よい日が続きます。夜空には美しく輝く月が浮かび、静かな時間が流れます。

日本の代表的な花「菊」は、この季節にぴったり。品種や色合い、活け方でさまざまな表情を見せてくれます。写真では、くすみカラーの菊を短く活け、ユーカリを添えて秋らしいシックな印象に。シンプルな花瓶に替えると、よりカジュアルにお楽しみいただけます。店頭でも個性豊かな菊との出会いをお楽しみください。



【霜降(そうこう)】10月23日頃〜朝晩の冷え込みが一段と増し、地域によっては霜が降りはじめる頃。露が霜へと変わり、冬の足音が少しずつ近づいてきます。秋の終わりを感じながらも、澄んだ空気に包まれた美しい季節です。

秋のバラは、夏の暑さを越え、気温が下がる中で花を咲かせます。そのため、色はより深く、香りもいっそう濃厚に。アンティーク調のくすみカラーなど、秋ならではの落ち着いた風情が魅力です。ライラック系のクールなバラをシンプルに活けて、澄んだ空気を感じるような凛とした花あしらいを楽しんでみてください。

 
 
 

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